トヨタジュニアW杯は男女とも3位で終了 男子個人で松山茉生がV

男子個人戦で優勝を果たした松山茉生(大会提供)

<トヨタジュニアゴルフワールドカップ 最終日◇21日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県)◇男子6843ヤード・パー71、女子6130ヤード・パー72>

悪天候のため3日間54ホールの短縮競技となった「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」。21日に最終ラウンドが行われ、全日程を終えた。

参加国は男子が12チーム(日本、スウェーデン、イングランド、南アフリカ、ジンバブエ、韓国、オーストラリア、カナダ、アメリカ、メキシコ、コロンビア、アルゼンチン)、女子が9チーム(日本、スペイン、オランダ、南アフリカ、タイ、オーストラリア、アメリカ、メキシコ、ペルー)。各日、各チーム上位2選手のスコア合計による国別対抗戦となり、個人優勝者も表彰される。

初日、トップから1打差の2位タイで滑り出したものの2日目で4位に下降した男子は、松山茉生(まつやま・まお、福井工大付高校1年)が3アンダー「68」、武田紘汰(たけだ・こうた、生光学園高校2年)が4アンダー「67」、外岩戸晟士(ほかいわど・せいじ、代々木高校2年)が2アンダー「69」をそれぞれマーク。松山と武田のスコアが採用され、日本はトータル16アンダーで3位に順位を上げて大会を終えた。また、松山はトータル14アンダーとし個人戦で優勝を飾った。

初日を首位タイと好発進しながら2日目で2位に後退した女子。逆転を狙って最終日へ臨んだが、腰痛のため前日の途中で棄権した藤本愛菜(ふじもと・あいな、沖学園高校3年)は、この日も快復せずに棄権。団体戦は新地真美夏(しんち・まみか、共立女子第二高校2年)と左奈々(ひだり・なな、沖学園高校3年)のスコアに委ねられたが、新地が2アンダーの「70」、左が4オーバーの「76」でトータル13アンダーとなり、27アンダーの米国、16アンダーのタイに続く3位に終わった。個人戦では新地がトップから4打差のトータル12アンダー・2位、左がトータル1アンダーの11位タイだった。

【男子・団体戦 最終成績】
優勝:韓国(-21)
2位:米国(-21)
3位:日本(-16)

【女子・団体戦 最終成績】
優勝:米国(-27)
2位:タイ(-16)
3位:日本(-13)

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