関東甲信地方梅雨入り/埼玉県

 気象庁は、21日、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

 6月21日の梅雨入りは、平年より14日遅くなっています。

 21日の県内は、前線や低気圧の影響で朝から曇りや、雨となり、これまでの最高気温は越谷で23.9度、熊谷とさいたまで23.4度、久喜で23.2度などで、いずれもあさ9時ごろまでに観測されました。

 曇りや雨の影響で日中はさらに気温が下がっていて、午後2時の気温を20日と比較すると所沢を除く7つの観測地点で10度以上低くなっています。

 また、気象庁は、向こう1週間も、前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多いとして、21日「梅雨入りしたと見られる」と発表しました。

 気象庁によりますと、6月21日の梅雨入りは、平年の6月7日より14日遅く、統計を始めた1951年以降、一番遅い22日に次ぐ遅さとなりました。

 梅雨入りとなりましたが、県内は夕方過ぎには天気は回復し、明日は、晴れの予報となっています。

 日中の最高気温も21日とは一転、30度を超える真夏日となる見込みです。

 外出の際は、日傘や帽子などで日差しを避けたり、こまめに水分補給をしたりするほか、室内では適切に冷房を使うなどして、熱中症対策を心がけるようにしてください。

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