阪神・佐藤輝 自己ワーストを更新する95打席連続本塁打なし 最後の本塁打から2カ月快音なし 再昇格後は打点もなし

 5回、中前打を放った佐藤輝(撮影・北村雅宏)

 「阪神-DeNA」(21日、甲子園球場)

 阪神・佐藤輝が自己ワーストを更新する95打席連続ノーアーチとなった。

 二回1死一塁では、バットを折られて詰まった遊ゴロ。五回無死では変化球に食らいついて、牧のグラブをはじく中前打としたが、角度よく外野フェンスを越えることはなかった。そして七回は空振り三振に倒れた。

 左打者ではNPB史上初となるルーキーイヤーからの3年連続20本塁打をマークした佐藤輝。不振や守備の乱れなどもあり、5月15日に出場選手登録を抹消。6月7日に再昇格となったが、ここまで本塁打はなく、打点も挙げられていない。直近の本塁打は4月21日の中日戦が最後で、2カ月間、快音から見放されている。

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