JR「まれにある」 線路の枕木が燃え通行人が消火 数分間運転見合わせに 熊本

6月21日午後、熊本市中央区でJR豊肥線の線路の枕木が燃えました。

線路の脇から立ち上る白い煙。消防によりますと、きょう午後3時半ごろ、熊本市中央区新大江を通りかかった人から「線路の枕木が燃えている」と119番通報がありました。

現場はJR豊肥線の水前寺駅と東海学園前駅の間にある踏切近くの枕木で、消防が駆けつけましたが、通行人が水をかけ、すでに火は消し止められていたということです。

目撃した人「煙が1~2mほどあがっていて火はそこまで出ていなかった。風が吹いているときにふわっと火が出るくらい」

この影響で豊肥線は数分間運転を見合わせましたが、その後運転を再開しています。

警察によりますと、現場が映っている防犯カメラに不審な人物はいなかったということです。

JR九州は原因は不明としていますが、「夏の時期は線路が高温になり自然発火することがまれにある」としています。

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