広島市で、強引に車線変更した路面清掃車による当て逃げの瞬間が撮影された。
被害に遭った男性：
最初、え？っていう。死を覚悟したので…。
地域の道路清掃を担う清掃車が、一体なぜ、逃げてしまったのだろうか。
当て逃げがあったのは、午後8時半ごろ。
道路の一番右側を走っていた車。
左側の合流車線から黄色い清掃車がどんどん迫ってくる。
被害に遭った男性：
最初だんだん幅寄せ、迫ってきたので一瞬のことだった。このままだと死ぬ事故になりえるなと。
車のドライバーは、清掃車との衝突を避けようと急ブレーキ。
しかし接触し、粉々になった車の部品が道路に飛び散った。
被害に遭った男性：
もう一瞬のことでミラーがバキバキ音を立てて反対側に曲がってしまったので…。
相手のミラーの一部を吹き飛ばしながらも、そのまま走り去った清掃車。
すぐにドライバーは警察に通報し、被害届を提出。
その後の捜査で清掃車が特定されると、ドライバーにも運転手本人から連絡があったという。
被害に遭った男性：
謝罪といくらくらい修理金額がかかったのかっていうので、（修理代金）全額お支払いしますということで。
なぜ、清掃車は現場から走り去ったのか。
清掃車を所有する業者は「イット！」の取材に対し、事実を認めた上で、「接触に気がつかなかった。先方には謝罪しました」と話している。
