「各チームのこだわり衣装も楽しんで!」よさこい衣装づくり大忙し。【高知】

8月のよさこい祭り本番に向けて、それぞれのチームで練習が始まっていますが、「衣装」作りも大忙しです。高知市の衣装製作会社を取材しました。

高知市のドリーム・カンパニー。去年よさこい大賞を受賞した「とらっくよさこい(ちふれ)」など人気チームの衣装を30年以上前から手がけています。

ドリーム・カンパニー・伊与田梓代表:
「今年この色が流行っているとかっていうのは特別ないのかなと思うんですけど、
やっぱりそれぞれチームのこだわりを持って作っているものになります。」

衣装製作もピークを迎え、事務所ではスタッフが100本以上のリボンの縫製作業に追われていました。

去年より発注が増え、今年は県内12チームのほか、全国各地で開催されるよさこいもあわせ、年間でおよそ40チームからの依頼がありました。

チームそれぞれの思いやこだわりが詰まった衣装。よさこい祭りの見どころの
一つです。代表の伊与田梓さんに去年作った衣装を見せてもらいました。

こちらは「上町よさこい鳴子連」です

伊与田梓代表:
「ふわっとしたスカートのように見える形だったんですけど、実はパンツになっていて。動きやすいんだけど、ふわっとしていてかわいく見えるような感じの形で」

着物のように見える「十人十彩」の衣装はー

伊与田梓代表:
「左右それぞれ右巻いて左巻いてしてるんですよ。だから足が完全にこうパッと開くような感じで、踊りに影響がないように作っています。」

それぞれの踊り方や特色テーマに合わせた衣装づくりを心がけていると言います。

ドリーム・カンパニー伊与田梓代表:
「チームさんそれぞれに個性があって、こだわりを持って作っているので、
好みもあるとは思うんですけど、色んなチームさんをたくさん見てもらって、それぞれの良さを楽しんでもらえたらいいかなと思います。」

今年の衣装は8月の本番までのお楽しみですが、個性あふれる衣装が高知の夏を盛り上げます。

© 高知さんさんテレビ