リニア問題は前進?「鈴木県知事と方向性が一致」難波静岡市長が見解示す 今後県の専門部会で説明へ=静岡

静岡市の難波市長は6月21日、リニア新幹線の対応について、鈴木知事と「方向性が一致している」という考えを示しました。今後、市の環境影響などの協議会の結果を静岡県の専門部会で説明したいとしています。

【写真を見る】リニア問題は前進?「鈴木県知事と方向性が一致」難波静岡市長が見解示す 今後県の専門部会で説明へ=静岡

<静岡市 難波喬司市長>
「水資源の確保と環境保全の両立についての考え方を話している、この点で鈴木知事の考え方は静岡市の考え方と方向性は一致している。(鈴木知事が)精力的に活動されていることに敬意をもつ」

難波市長は21日、鈴木知事と静岡市のリニア問題に対する考え方は一致しているとして、市の環境影響評価の姿勢は変える必要がないとの見解を示しました。静岡市では県の専門部会とは別に、リニア工事の影響評価の協議会を開き、残土置き場などの議論を続けています。

<静岡市 難波喬司市長>
「ツバクロ盛り土の評価の問題、植生の保全措置、代償措置については静岡市の検討がかなり進んでいるので、静岡市から情報提供させていただき、参考にしていただけたら」

また、難波市長は県と意見交換を密にして、今後、市の協議会の結論などを県の専門部会で説明したいとしました。

© 静岡放送株式会社