リニア工事をめぐる岐阜の水枯れ問題 JR東海が大井川流域に状況や対策を説明=静岡【リニア問題】

岐阜県内のリニア新幹線の工事現場周辺で、井戸などの水位が低下した問題をめぐり、JR東海は6月17日、静岡県の大井川流域の関係者に状況や対策などを説明しました。

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<JR東海 静岡工事事務所永長隆昭所長>
「皆さまのご懸念の様子やそれに対する私どものこれまでの取り組みを説明する機会になったので、有意義であった」

岐阜県内のリニア新幹線のトンネル工事をめぐっては、工事現場周辺の井戸やため池の水位の低下が確認され、JR東海は工事を一時中断しています。

6月5日、静岡県の鈴木知事とJR東海の丹羽社長のトップ会談では、丹羽社長が大井川利水関係協議会に説明したいと申し入れていました。17日の会議は、静岡県庁で開かれ、大井川利水関係協議会の市や町、団体などが出席し、1時間15分ほど行われたということです。

<JR東海 静岡工事事務所永長隆昭所長>
「静岡の場合はどうするか考えないといけないので、モニタリングの計画、情報の連絡体制とかの話は、当然絡めてやっていかないといけないと考えていることをご理解いただけたというのは大きい」

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