「株式の有力情報を提供する」 1013万円だまし取られる SNS型投資詐欺 大分市の70代男性が被害

大分中央署は21日、大分市内に住む70代の男性が交流サイト(SNS)を使った投資詐欺に遭い、現金約1013万円をだまし取られたとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

署によると、被害者が投資サイトを閲覧中に「株式の有力情報を提供する」と告知された広告をクリックした。SNSで相手と連絡を取り合い、株や金取引情報の提供を受けていた。6月上旬、相手から「国際金市場が大きな波動を見せる。収益が倍になるかもしれない。30分以内に手続きを完了してください」などと言われ、相手から紹介された投資サイトに登録した。その後、金取引名目で相手からの指定口座に8回にわたり送金し、だまし取られる被害にあったという。

© 株式会社西日本新聞社