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「うっかり女子」が集まった文化祭が6月8日に本厚木駅近くのワイズサウンドベースで盛り上がりを見せた。
市内在住の小野純子さんが企画したイベントで今年で3回目。SNSなどで周知し、うっかりや不注意、数が苦手といった悩みを共有する仲間60人以上が集まった。「みんなのうっかり披露タイム」では、コンビニのATMの取り出し口の中にスマホを落とし「カタカタを立てていた、生きた心地がしなかった」と打ち明けた女性が「大賞」に選ばれた。ATMもスマホも無事だったという。ステージではバンド演奏、マルシェではアクセサリーやアロマストーン作りのワークショップも賑わっていた。
小野さん自身は37歳の時に「ADHD不注意優勢型」と診断を受け、ネット上での報道を機に動画再生が80万回に達した。相談を受けるようになり、今はカウンセラーとして活動している。「遅刻、失敗しても称えられる。日ごろ緊張している人たちも、楽しんでもらえたのでは」と話している。