阪神「勝ちマッスル」グッズの企画、製作検討へ お立ち台での石井発言から迅速な対応見せる Xではトレンド入り

 お立ち台でポーズを決める石井と小幡(右)=撮影・北村雅宏

 「阪神1-0DeNA」(21日、甲子園球場)

 阪神球団が素早い対応だ。九回から登板し、1回1安打無失点。3者連続三振を奪ってサヨナラ勝ちを導き、今季初勝利を挙げた石井大智投手がお立ち台で「僕はチーム一のマッスルだと思ってるので。僕が『勝ち』と言ったら、『マッスル』と言ってもらってもいいですか?」とスタンドのファンに協力を呼びかけた。

 メガホンを打ち鳴らして賛同の意を示したファンに向け、右腕は「明日も『勝ち』」と叫ぶと、4万2620人で埋まったスタンドからは「マッスル!」と大きな声が響き、石井も満足そうな顔を浮かべていた。

 これを受けて球団は即座に動いた。球団広報は「勝ちマッスル」グッズの企画、製作に向けた検討を開始したと試合後に明かした。Xでも「勝ちマッスル」がトレンド入りするなど、大いに沸いている。

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