ランプにガレの技法 職人が手がけた30点を展示(群馬・太田市)

 フランスの工芸家、エミール・ガレの技術を伝える「現代版ガレランプ展」が21日、群馬県太田市新田中江田町のスマイルサロン(岡本香代子代表)で始まった。ガレの技法を受け継ぐルーマニアの職人が手がけた幻想的なランプ約30点を紹介している。25日まで。

 何種類ものガラスを重ねて複雑な色合いを演出。トンボやブドウなどのモチーフを彫ることで繊細で奥行きのある仕上がりになるという。ガレは日本美術から影響を受けたとされ、サクラやスズメといった東洋風のデザインも目立つ。岡本代表は「柔らかい光に癒やされて」と呼びかけている=写真

 午後2~8時。24日は休み。展示品は一部購入できる。

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