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上越市五智国分の「さかなや魚勢上越店」に21日、重さ117キロの大型魚イシナギが入荷し、買い物客を驚かせた。同店は同日から熟成を兼ね約1週間展示する予定。「日本海の海の生き物の多様性も知らせたい」としている。
100キロを超えるイシナギを展示するのは昨年2月以来。福井沖の日本海で1本釣りされたもので、大型のイシナギを探していた同店が買い取った。身はうろこがびっしりと張り付き、目は輝いている。イシナギは白身で身質も良く、熟成後は刺し身や焼き物などで食べる。
大きな魚体は発泡スチロールの箱におさめられ、店頭に置かれた。買い物に訪れた家族が早速見入り「すごいね」「子ども(の身長)より大きいんじゃないか」などと話していた。
イシナギは北海道から屋久島の日本海、東シナ海、太平洋沿岸の水深400~600メートルに生息。産卵期は水深30~200メートルまで浮上してくる。