トラヴィス・スコット、自身のマグショットがプリントされたTシャツを販売

トラヴィス・スコットが、マグショット(逮捕後に撮影される顔写真)を使ったTシャツを販売している。

20日(木)早朝に酩酊状態での乱暴行為と、警告を受けた後の不法侵入の容疑で逮捕されたトラヴィスだが、すでに自身のウェブサイトの商品に新作Tシャツを追加、現状を利用したかたちだ。

「フリー・ザ・レイジTシャツ」の価格は35ドル(約5600円)で、中央にトラヴィスの顔写真、その下に逮捕時に自身が警察に言い放った台詞「It's Miami」が書かれている。

ちなみに同アイテムの収益の一部は、「青少年の長期的な成功を確実にするために、教育と創造的なリソースへのアクセスを提供、力を与え、彼らの生活を豊かにする」ことを目的としたカクタス・ジャック財団に寄付される。

逮捕された件でトラヴィスは当時マイアミ・ビーチ・マリーナで貸し切りのボートに乗っていたものの、そのボートのオーナーが警察に通報、深夜0時から1時の間にトラヴィスにボートから出て行くよう求めたそうで、警察の広報は地元メディアWSVNに「彼は酔っていて、騒動を引き起こし、何度もその場を去るよう言われていました」「トラヴィスは苛立ち始め、下品な言葉を叫び、去ったものの、邪魔しようと何回か戻ってきました」と発表していた。

TMZが入手した警察による報告書には、警察官らが現場に到着した際、トラヴィスはヨット上で乗員の1人と口論をしており、通報した乗員がトラヴィスを連れ出すよう警察に要請、警察から外に出るよう促されたトラヴィスは大声で叫んでいたという。警察に連れられ駐車されていた自身の車に戻ったトラヴィスだったが、その5分後にボートに戻ろうとしたところで身柄を拘束されたそうだ。この時点で不安定で好戦的だったというトラヴィスは午前1時17分に逮捕、警察が到着して30分後のことで、その3時間後に公式な調書が取られる運びとなった。

元パートナーのカイリー・ジェンナーとの間に6歳の娘ストーミちゃんと2歳の息子エア君を持つトラヴィス、担当の弁護士ブラッドフォード・コーエン氏は、こう声明を発表している。 「スコット氏は誤解のために短期間拘留されました。物理的な口論は全くなく、迅速かつ円満な解決に向けて私たちと協力してくれた当局に感謝しています」

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