タイカ・ワイティティ、新作でスティーブン・スピルバーグとタッグ?

タイカ・ワイティティが新作映画『ジェームズ』の監督に向けて交渉を開始したという。『アメリカン・フィクション』の原作者としても知られるパーシヴァル・エヴェレットの小説を映画化する同作で、アンブリン・パートナーズの製作総指揮を務めるスティーブン・スピルバーグとタッグを組むことになりそうだ。

『ジェームズ』はマーク・トウェインによる1884年の名作『ハックルベリー・フィンの冒険』を、奴隷ジムの視点から描いた作品となっており、「奴隷のジムは、ニューオーリンズ出身の男に売られ、妻と娘と永遠に離れ離れになってしまうと耳にし、計画を練るために近くのジャクソン島に身を隠することにする」「一方でハックルベリー・フィンは最近街に戻ってきた暴力的な父親の元から逃げ出すため、自身の死を装う。それによりいかだでミシシッピ川をくだり、自由州へと向かう危険な旅路が始まる」と説明されている。

エヴェレットの小説『イレイジャー』を原作に、ジェフリー・ライトが主演を務めた昨年の映画作『アメリカン・フィクション』は、アカデミー賞で脚色賞を受賞している。

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