内部資料漏えいの前生活安全部長 保釈も…「公益通報当たらない」

警察の内部資料を漏らしたとして国家公務員法違反の罪で起訴された、県警の前の生活安全部長・本田尚志被告が保釈された。

鹿児島県警の前の生活安全部長・本田尚志被告は21日、国家公務員法違反の罪で起訴された。

保釈が認められた本田被告は21日夕方、勾留先の鹿児島中央警察署の前に現れると、深々と10秒ほど頭を下げ、報道陣の問いかけに答えることなく車に乗り込んだ。

一方、本田被告から警察官の事件を隠ぺいしたと訴えられている県警本部の野川明輝本部長は、21日の定例会見で改めて隠ぺいを否定するとともに、本田被告の行為は「公益通報にあたらない」との見解を示した。

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