わらじまつりの熱気をデザイン缶に 25日から東北限定販売

福島わらじまつりのデザインを手がけた久々宮さん

 サントリー東北営業本部は25日、福島わらじまつりなど東北6県の代表的な夏祭りをモチーフにした「ザ・プレミアム・モルツ 東北祭デザイン缶」と「ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエール 東北祭デザイン缶」の販売を数量限定で始める。

 東北の祭りの魅力を発信しようと、2017年から制作。今年は東北芸術工科大デザイン工学部グラフィックデザイン学科4年の久々宮帆華(くぐみやほのか)さん(いわき市出身)が福島わらじまつりのデザインを担当した。

 県庁で21日、デザイン缶の発表会が開かれた。久々宮さんは熱気が伝わるよう温かい色味を取り入れ、担ぎ手や参加者の力強さを表現するためにしぐさを丁寧に描写したという。「福島の活気が伝わり、より祭りを盛り上げるお手伝いができたらうれしい」と話した。

 発表会には三瓶敦史福島支店長、同学科の沢口俊輔教授らが参加した。デザイン缶は350ミリリットル入りで、東北6県のスーパーや酒量販店で購入できる。

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