王冠の形をした角を持つ「キングカブト」誕生 津久見市の専門店で展示【大分県】

角の先が王冠の形をしたカブトムシ=津久見市上青江
王冠の形をした角

 【津久見】津久見市上青江のヘラクレスオオカブト専門店「HIDE」で今月中旬、角の先が王冠の形をした珍しいカブトムシが誕生した。

 一般的なカブトムシの角はY字だが、今回生まれた個体は二股の中央がさらに三つに分かれている。別名「キングカブト」と呼ばれ、「ブリーダーでもなかなかお目にかかれるものではない」と吉田秀夫代表(62)。

 昨年交配させた赤カブトの幼虫約100匹を育てていたところ、1匹が突然変異したらしい。

 非売品。しばらくの間は店内に展示するという。吉田代表は「今夏中は元気な姿を見られるはず。子どもたちにぜひ立ち寄ってもらいたい」と話した。

 問い合わせは同店(090.8918.3623)。

© 有限会社大分合同新聞社