サッカー=バッジョ氏が強盗被害で負傷、元イタリア代表のスター

[ローマ 21日 ロイター] - サッカーの元イタリア代表でスター選手として活躍したロベルト・バッジョ氏(57)が20日、イタリア北部の自宅で強盗被害に遭って負傷した。地元警察が発表した。

日刊紙コリエレ・デラ・セラによると、バッジョ氏は欧州選手権のイタリア─スペイン戦を観戦中に強盗団に襲われ、銃床で頭部を殴られた。家族とともに一室に閉じ込められ、宝石や腕時計、現金を盗まれたという。

イタリアANSA通信は、「幸いにも私は数針縫う程度で、被害は打撲と大きな恐怖くらいだった。今はその恐怖を克服しないといけない」というバッジョ氏のコメントを伝えている。

ポニーテールがトレードマークだったバッジョ氏は現役時代、ユベントス、ACミラン、インテルといったイタリア名門クラブでプレー。代表では56試合出場で27得点を記録し、同国史上最高選手の1人として広く評価されている。

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