ニッポン放送・大泉健斗アナ「ここぞの場面で実況したい」DeNA・オースティンへの熱い想い

◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム6月のテーマは“ペナントレース中間報告

「DeNAベイスターズのオースティン選手ですね」。

ニッポン放送の大泉健斗アナウンサーは、今回のテーマである“ペナントレース中間報告”としてDeNA・オースティンについて語ってくれた。

「元々メジャーリーグが好きで、オースティン選手がヤンキース時代にジャッジ選手と同じ日にデビューしてホームランを打った試合も見ていたので、ずっと話を聞きたかったんですけど、コロナ禍で叶わなかった」。

「ようやく取材ができると思いまして、今年の開幕戦が横浜スタジアムだったので、開幕前の練習の時に一塁ベンチにいたオースティン選手に初めて声をかけたんですよ。質問していいですかと聞くと、なんでも聞いてよという感じで、すごく明るく丁寧に答えてもらって、自身の開幕にかける思いだったり、気持ちの昂りを聞きました」。

「これまでの怪我していた2年間のことを聞くと、明るかった表情から一転して眉間に皺を寄せて“本当に酷かった”、“最悪な2年間だった”、“誰だって怪我をしたくないし、健康でいたかったと”鬼のような形相で話していた。悔しさがすごく滲み出て、僕の周りに他の記者もいたんですけど、その場に緊張感が走るような雰囲気でしたね」。

「その後、僕がさっきダッシュをしていましたが、足が速いねと問いかけると、大声で笑いながら“俺は全然速くないよ!、チームメイトが僕のストライドが短いといじってくるよ”大声で笑いながら、今年はとにかく状態が良いんだと話していました」。

「シーズン中はヘッドスライディングしたり、カメラマン席に飛び込んだりというのがある。ファンの方からするとまた怪我するんじゃないかなとヒヤヒヤするシーンもあると思うんですけど、それも今年一軍で結果を残して優勝するという彼の強い決意の表れだなと思いましたね」。

オースティンへの熱い想いを語ってくれた。大泉アナは今後のDeNAについて「筒香選手が戻ってきたことに関しても彼は素晴らしい選手だし、彼と日本で一緒にプレーできて嬉しいよと言っていました。オースティン選手がベイスターズの鍵、躍進の鍵を握っていると思います」と力を込めた。

最後に大泉アナは「(オースティンは)とにかくガッツ溢れるというか、熱いじゃないですか。気迫を全面に出すタイプ。本場メジャーリーガー仕込みのプレーというのをチームに及ぼす影響、スタンドを熱くさせる様子、叫んでるシーンとかをここぞの場面で実況したいです」と意気込んだ。

▼ リスナーに向けてメッセージ
「今年はコロナ禍以前の取材スタイルに戻ってきていて、より選手の表情、細かい部分というのが見えてきている。そう言ったところを実況でも細かくお伝えしていきたいと思いますし、日頃の取材料は誰でも負けないぞというところは意識しているので、選手たちのエピソードなど細かいところを伝えていきたいと思います」

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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