大谷翔平とモニアックがニコニコ談笑 エンゼルス時代に“兄弟のような”関係 退団時には「楽しかったよ、ブラザー」かつての同僚続々

 モニアック(左)らとフリー打撃を行った大谷=23年5月

 「ドジャース-エンゼルス」(21日、ロサンゼルス)

 試合開始前に外野の芝生でドジャース・大谷翔平選手とエンゼルスのミッキー・モニアック外野手が談笑。互いに笑みを浮かべ、旧交を温めた。

 大谷がエンゼルスに在籍していた昨季、2人のやり取りはまるで“兄弟”のようだった。打撃へのアドバイスや投手の責め方の助言など、ベンチで2人が密に接する様子がカメラに映し出されていた。

 大谷が昨季、右肘を痛めた際には「UCL(じん帯)のけがは本当に不運なことだけど、彼は出場し続けている。チームへの思い、そして、野球を愛する気持ちがどれほどのものなのかが分かる。毎日、彼のプレーを見るのは喜びであり、間違いなく、将来、自分の子どもたちに話して聞かせます」と語っていたモニアック。退団する際には「楽しかったよ、ブラザー」とメッセージを送るなど、別れを惜しんでいた。

 さらにアデル、シャヌエル、レンヒーフォなどかつてのチームメートが大谷のもとへ笑顔で駆け寄り、本人も楽しそうな笑みを浮かべていた。

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