「日本代表目指す」 佐々木(八戸出身、BL東京) ラグビーリーグワン1部優勝報告

熊谷雄一市長(左)に優勝を報告する佐々木剛=八戸市庁

 ラグビーNTTリーグワン1部で優勝した東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)の佐々木剛(27)=八戸市出身=が21日、八戸市庁に熊谷雄一市長を訪ね、前身のトップリーグ時代を含めて14年ぶりの快挙を報告した。佐々木は「スタートで出る機会も増え、活躍できた手応えがあった」と振り返り、3年後のワールドカップ出場に意欲を見せた。

 市立桔梗野小、市川中、青森県立八戸西高、大東大卒。小学1年の時に八戸少年ラグビースクールで競技を始め、高校時代まで全国大会に無縁だったが、強豪の大東大へ進学。フランカーとして20歳以下の日本代表、有力な若手で編成される「ジュニア・ジャパン」にも選出された。

 2020年に加入したBL東京では、22―23季にメンバー入りを勝ち取ると、23―24季はスタメンにも名を連ね、タックル成功数はリーグ8位の186を記録。プレーオフ準決勝で逆転のトライを決めるなど、優勝に貢献した。

 21日は八戸ラグビー協会の関係者と共に来庁し、熊谷市長にチームジャージーを贈った。佐々木は「なるべく早く代表に入れるように頑張りたい。そのためにも来季の活躍が鍵になる」と力を込めた。【全文】

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