エンゼルス サンドバルの緊急降板に日本ファンも悲痛「めちゃくちゃ痛そう」「心配」大谷は審判に注意受ける?

  エンゼルス・パトリック・サンドバル

 「ドジャース-エンゼルス」(21日、ロサンゼルス)

 エンゼルスのパトリック・サンドバル投手が三回に緊急降板した。利き腕を痛めたとみられ、ドジャース・大谷翔平選手も心配そうな表情を浮かべた。

 三回1死二塁。大谷へフルカウントから投じた内角143キロのツーシームが抜けた。直後、マウンドで激しく左腕を振りながら一塁ベンチへトレーナーの出動を要請。その後、チームメートがマウンドへ集まり、サンドバルは緊急降板した。

 大谷も一塁ベース上から心配そうな表情を浮かべ、「呼ばれたので」とホームベースのところまで歩み寄ってオホッピーと言葉をかわしたが、審判に注意されて引き離されるシーンもあった。エンゼルス時代には「サンディ」と呼び、仲も良かった2人。昨年3月のWBC準決勝・メキシコ戦では先発マウンドに立ち、対戦した。

 日本のファンにも馴染みの深い左腕だけに、「サンドバル」が即座にトレンド入り。「めちゃくちゃ痛そう」「心配」「軽症ならいいが」と気をもんでいた。後に球団は「左前腕部の張り」と降板理由を発表。大谷は「僕の打席の時は力んでいる印象があったので、少し残念な結果になってしまったので。まずあんまりひどくないケガであることを願ってますし、早く戻ってくることを願っている」と語っていた。

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