「米沢トンネル」整備促進目的に超党派議連設置へ 県議有志

山形新幹線(資料写真)

 山形新幹線「米沢トンネル」(仮称)の整備促進を目的に、県議有志は、超党派の議員連盟を立ち上げることを決めた。6月定例会の会期中(7月5日まで)の設置を目指す。県や関係機関などと連携し、山形、福島両県境部の新トンネル整備に向けた国への要望や県民の機運醸成に取り組む。

 第1会派・自民党の森谷仙一郎県連幹事長、第2会派・県政クラブの木村忠三代表、米沢市区選出の県議らが中心となり、働きかけを進めている。

 森谷幹事長は、自民の「整備新幹線等鉄道調査会 幹線鉄道のあり方に関するPT(プロジェクトチーム)」が今年4月に開いた会議で、吉村美栄子知事が整備促進を訴えたことを踏まえ「整備を目指す動きに党として積極的に関わる」と述べた。木村代表は、議会と執行部が一体となって取り組むべき課題だとし「福島県議にも丁寧に説明し、協力を呼びかける」と話した。

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