一度は取り逃がすも執念の逮捕… きっかけは転売先の身分証 スポーツ用品店から”有名スポーツブランド”Tシャツを万引した男を逮捕 北海道旭川市

スポーツ用品を万引した男を逮捕した北海道警旭川中央署

北海道旭川市のスポーツ用品店で、長袖Tシャツを万引したとして、自称・旭川市の会社員の男(20)が窃盗の疑いで逮捕されました。男は6月9日午後6時35分ごろ、旭川市のショッピングモールにあるスポーツ用品店で「ザ・ノース・フェイス」の黒い長袖Tシャツ(販売価格6380円)を盗んだ疑いが持たれています。警察によりますと、店は以前にも万引被害にあっていて、今回の事件当時、店側が「(以前、商品を盗んだ人物と)似ている男が来ている」と警察に通報しました。現場に駆け付けた警察官が、店から出てショッピングモール内にいた男を発見。声をかけましたが、男は紙袋を警察官に投げつけ逃げました。紙袋には、盗んだとみられるTシャツが入っていました。その後、警察が男の行方を追う中で、以前店から盗まれた品がリサイクルショップに売却されていたことが判明。売却された際の身分証明書が男のものだったため行方を追い、21日に逮捕しました。警察の調べに男は「自分で着るか、売ろうと思っていた」と容疑を認めています。警察は男が万引を繰り返していたとみて、余罪を追及しています。

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