地震で被害受けた金沢21世紀美術館が全館で営業を再開 初日から多くの人で賑わう

金沢21世紀美術館は能登半島地震の影響で閉鎖されていた有料ゾーンの復旧作業が終わり、22日から全館での営業を再開しました。

22日午前10時、有料の展示会ゾーンがオープンすると早速多くの人が列をなして続々と入っていきました。

金沢21世紀美術館は地震の影響により一部の展示室で天井のガラス板がはがれ落ちるなどの被害があり、修繕作業が進められてきました。

22日はおよそ半年ぶりに有料の展覧会ゾーンなどが再開し、早速、多くの人が独創的な作品の数々に見入っていました。

人気の作品「スイミング・プール」も22日から地下部分に入ることができるようになり写真撮影を楽しむ人の姿が戻りました。

滋賀県からの来館者は
「(全館再開は)地震の前にも来たことがあったので良かった。(プールは)金沢の象徴と聞いていたので来たいなと」

美術館によりますと、22日は午前11時までに2175人が来館したということです。

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