地震で排水路被害の高岡市伏木 大雨に備え排水ポンプ試運転

能登半島地震で被害を受けた高岡市伏木地区では、大雨による浸水被害を防ごうと排水ポンプが設置され、22日に試運転が行われました。

伏木地区は、能登半島地震による液状化で、雨水が流れる排水路も被害を受けていて、5月の雨の際に水があふれて道路が冠水したところがありました。

設置された排水ポンプは2基で、1分間に合わせて8トンの水を小矢部川に流すことができます。

県内で23日から大雨が心配される中、排水ポンプの設置と試運転は当初の予定を早めて行ったほか、川からの逆流を防ぐための土のうも積みました。

排水ポンプは今後、雨の状況に応じて稼働します。

© 北日本放送株式会社