花びらや葉、色鮮やかに表現 「新聞ちぎり絵原画展」に合わせ、富山で体験会

新聞ちぎり絵制作体験を楽しむ参加者=富山市民プラザ

 富山市民プラザで開催中の「95歳セツの新聞ちぎり絵原画展」に合わせ、新聞ちぎり絵体験会が22日、同プラザで開かれた。小学生から80代まで20人が参加し、紙面の写真や広告を使って色鮮やかな作品に仕上げた。

 北日本新聞販売店の女性店主や店主の妻らでつくる北日本ときわ会(島田祥代会長)が運営協力し、岡本美雪副会長が講師を務めた。題材はアジサイとヒマワリで、参加者は新聞を丁寧にちぎって貼り、葉や花びらを表現した。立山町の小学5年、松尾知輝さん(10)は「工作が好きだから楽しい。次は恐竜を作りたい」と話した。

 「95歳セツの新聞ちぎり絵原画展」は7月7日まで。会期中無休。中学生以上500円、小学生以下は無料。北日本新聞創刊140周年記念事業。

参加者の作品を紹介する北日本ときわ会の岡本美雪副会長(左)
広告のグレープフルーツなどを使用して、色鮮やかなヒマワリを仕上げた参加者
エッシャー展の予告記事を使用し、ヒマワリを表現

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