中国の外資導入額、1~5月は4千億元超す

中国の外資導入額、1~5月は4千億元超す

日本の漢方薬大手ツムラが中国天津市に持つ子会社、天津津村製薬の工場。(資料写真、天津=新華社配信)

 【新華社北京6月22日】中国商務部が21日に発表した1~5月の全国の外資導入額(実行ベース)は前年同期比28.2%減の4125億1千万元(1元=約22円)となった。新たに設立された外資企業は17.4%増の2万1764社だった。

 製造業の導入額は1171億1千万元で全体の28.4%を占め、前年同期を2.8ポイント上回った。ハイテク製造業は504億1千万元で、全体に占める割合は2.7ポイント上昇し、12.2%となった。スマート消費設備製造業は4.3倍、専門技術サービス業は2.0倍だった。

 投資元(自由港経由のデータ含む)を国・地域別で見ると、ドイツが24.2%増、シンガポールが16.2%増となった。

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