【ボート】松井繁が住之江でミス日本の朝海と父娘トークショー 絶対王者も家では「げるちゃん」

 トークショーで仲の良さをアピールする松井繁(左)と娘の朝海

 「モーターボートレディスカップ・G3」(22日、住之江)

 G3が開催中の住之江ボートで松井繁(54)=大阪・64期・A1=と娘で俳優・松井朝海の親子トークショーが行われた。

 2021年に第53回ミス日本グランプリを受賞した朝海は公の場では父親と初共演。「初めてここに立たせてもらってドキドキしてきました。父のグッズを持って応援してくださるファンの方の姿も初めて見ました」と会場を埋め尽くしたファンの熱気に興奮冷めやらぬ様子。ボート界の絶対的王者として君臨する父親の人気を感じ取っていた。

 SGは12冠、G1では59回の優勝を誇る松井だが、家庭では「げるちゃん」と呼ばれるなどフレンドリーな存在。この日も、父の日で娘たちから送られたブラウスを着て登壇するなど、仲の良さをアピール。「選手紹介でファンから、げるちゃんと呼ばれてもOKですよ。みんなファミリーやからね」と会場のファンにも笑顔でリップサービスを振る舞った。

 ボートに関しては今年の正月に家族に向けて「やっとプロペラのことが分かった。今年は頑張るで」と活躍を誓ったという。「第2次ピークを作ろうと思って頑張っている」と目標を語った。

 「エンジンさえ出れば、レースのリズムは上がっていくけど、そのリズムが上がっていくのは半年かかる」と具体的に飛躍の時期を示唆。正月から6月の現在が、そのシーズンに入り、25日に開幕するSG・第34回グランドチャンピオン(尼崎)や、今後の戦いに向けて気合をみなぎらせた。

 トークショーの後半では質問コーナーで会場を沸かせた松井父娘。「幸せな時間をいただきました。今後も2人、力を合わせて、世界に向けて頑張っていきます」と健闘を誓い「需要があれば」と今後の再共演にも期待を持たせた。

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