「レフェリーによって試合は変わった」大迫勇也のゴール取り消しにヴィッセル指揮官も語気を強める「納得ができない」

悔しさが滲み出ていた。

ヴィッセル神戸は6月22日、J1第19節でガンバ大阪と敵地で対戦。1-2で敗れた。

試合後のフラッシュインタビューで、吉田孝行監督は「自分たちのサッカーもできていたと思う」とし、こう続ける。

「やっぱりレフェリーによって、試合は変わったなと思います」

スコアレスで迎えた20分、スローインの流れから大迫勇也がアクロバティックなシュートでネットを揺らす。だが、このシーンでVARが介入し、オンフィールドレビューの末、攻撃側のファウルが認められてノーゴールの判定となった。

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その後、70分、85分に失点。90+1分に武藤嘉紀のPKで1点を返すも、反撃もそこまでだった。

チームの戦いぶりに吉田監督は手応えを示しつつ、「ゴールもちゃんと、VARで取り消しになったけど。相手がただ突っ込んでたところ、だったと思うので。ちょっとあれは納得ができない」と語気を強める。

次戦からは連戦が始まる。指揮官は「気持ちを切り替えて、次、町田戦に切り替えていくだけですけど、ちょっといろいろ感じる部分が多い試合だった」と総括した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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