アンタ山崎 愛称「ザキヤマ」定着の意外な理由告白 まさかの「ボケ」が「お知らせ」に

 アンタッチャブル・山崎弘也

 お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が、22日放送のフジテレビ系バラエティー「相葉◎×部」にVTR出演。山崎の愛称「ザキヤマ」が誕生し、定着した理由を明かした。

 アンタッチャブルは2004年のM-1王者で、コンビとして人気絶頂だった10年2月、柴田が女性トラブルなどのため突然、芸能活動を1年間謹慎。活動は再開したものの、コンビでの活動は一度もなく、事実上の解散状態とされていた。だが19年11月に同局系「全力!脱力タイムズ」で10年ぶりのコンビ復活を果たした。

 山崎は愛称「ザキヤマ」が誕生した経緯を「その時期、山崎さんが多かったんですよね。邦正さんとか…。現場に何人か山崎がいると、「山崎!」って呼ばれて僕も反応しちゃう。そこで「ザキヤマでいいですよ」みたいなボケがあったんですよね。何をきっかけに生まれたかわからないけど、MCの人に『山崎!』って言われて『全然、全然、ザキヤマでいいですよ。もうフランクに呼んじゃってください」って言ったら、うちの相方が「いや、誰も呼んでねーだろ!」みたいな。そんなのがワンパッケージで出来上がったんですよ」と明かした。

 そして「そのタイミングで柴田さんが1年間、謹慎に入られて、『ザキヤマでいいですよ』『誰も呼んでねーよ』のツッコミがなくなったんですよね。だからみんな『ザキヤマでいいんだ』って。誰もツッコまないんで、否定がなくなっちゃったんで」と、柴田の謹慎をきっかけに「ボケ」が「お知らせ」になる形で定着したことも告白。柴田も「スタッフさんと初めての番組で打ち合わせする時も、『こちらにザキヤマさんに座っていただいて』って言われて。初めてなのに。『ザキヤマ』は別に、芸名でも何でもないのに…。本当に真面目そうなディレクターさんとかプロデューサーさんとかが『すいません、ザキヤマさん』とか話す」と大笑いしながら話した。

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