ヤクルト・サンタナが3年契約へ御礼弾だ 11号2ランで最下位脱出「スワローズに残りたいという気持ちが強かった」

 8回、サンタナ(左)は中越えに11号2ランを放つ(撮影・佐藤厚)

 「巨人0-3ヤクルト」(22日、東京ドーム)

 ヤクルトのサンタナが、新たに結んだ3年契約の御礼弾を放った。

 両軍無得点で迎えた八回だ。2死から長岡が三塁打を放ち、村上が執念のヘッドスライディングで待望の1点を奪った。すると、続くサンタナがバックスクリーン左に運ぶ11号2ランを放ち、緊迫の投手戦を制した。

 試合後には「ムネ(村上)の貴重な先制点が今日の試合を決めたと思いますし、その後に自分も冷静になれていつも通りのアプローチで甘い球を待って、大振りせずにしっかり捉えることができた」と振り返った。

 また25年から新たに3年契約を結んだことに関しても、「気が楽になるというか、すごくホッとするところはある。ずっとスワローズに残りたいという気持ちが強かったので、早めに契約できたことは嬉しいですし、これから自分がやるべき事は変わらないので、チームのために全力を尽くす。それだけです」と話した。

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