「バレーボール女子・ネーションズリーグ・準決勝、日本3-2ブラジル」(22日、バンコク)
世界ランキング7位の日本が同1位でパリ五輪でも同組に入ったブラジルと激突。フルセットの死闘の末、3-2で撃破した。決勝進出を決めるとともに、大会初のメダルを獲得した。決勝ではイタリアと戦う。
第5セット、15-12で勝利が決まると、コート上で歓喜の輪ができた。真鍋監督は「ブラジルとは長い試合が多いので、選手が集中力を切らさずよくやってくれた。ブラジルは点数が開いても連続得点がある。サーブ、ブロックで追い上げられましたが、昨年負けた悔しさを継続してくれた」と選手の成長を評価。「20点以降の失点が多かったが、今日勝ったことで吹っ切れた気がします」とうなずいた。
イタリアとの決勝に向けて、「勝ってパリ五輪へ向かいたいですね」と視線を先に向けた。
日本はパリ五輪1次リーグでブラジル、同4位・ポーランド、同20位・ケニアと同じB組となっている。