阪神・岡田監督 出番なしの森下に「良うないんちゃう」「近本のこととか聞けへんの?」

 9回、敗戦を見届ける岡田監督(右)=撮影・飯室逸平

 「阪神2-5DeNA」(22日、甲子園球場)

 阪神は拙守が響いて連勝が3でストップ。大山の1軍復帰後初アーチで先制したが、先発・伊藤将が直後に失策絡みでピンチを招き、オースティンに逆転3ランを浴びた。以下、岡田彰布監督との一問一答。

  ◇  ◇

 -エラーからだったが、一発は厳しい。

 「なあ、3ランは大きいなあ」

 -大山は差し込まれても打球がヒットゾーンに飛んでいる。

 「ヒットゾーンいうか、ちゃんとスイングできるかどうかやろ。今日でもそうやんか。引っ張って、まともなファウルしてんの大山と渡辺2人だけやんか。今は打った結果の映像が出るからな。他の選手の見たらええねん。誰も見てないな、人の打席をな。どないして打ってるとかな、1年間勉強したらええねん。積み重ねなわけやから。簡単なことと思うよ。プロ野球選手やからな」

 -森下の状態は良くない。

 「良うないんちゃう。今日のフリーバッティング見たら分かるやんか。ひどいなあ。(報道陣も練習中に)ベンチまで来たら、そういうとこ見とったらええんやで、俺に聞くくらいなら。バッティングケージ見とったらええやん。ほな勉強できるやん」

 -四回は1点取った後、もう1点くらい欲しかった。

 「そのために出してるやつやからのう、(渡辺と豊田は)左用にな。先に1本でも出てたらな、渡辺でも」

 -会見の場所を通常よりも広い部屋に変えたのは。

 「向こう暑いからや。あんな狭いとこでお前、こっちの方が涼しいてええやんか。ゆっくりできるしの、座ったら。大丈夫やで、時間早いから1時間くらい(会見をしても)」

 (自ら)

 「もうええの?近本のこととか聞けへんの?」

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