【早出し】電子回路組み立て、高校生が正確性競う 山形、ものづくりコン県大会

回路を組み立てるハードウエア競技に取り組む参加者=山形市・県立産業技術短期大学校

 第20回高校生ものづくりコンテスト県大会の「電子回路組立部門」が22日、山形市の県立産業技術短期大学校で開かれ、生徒たちが回路の設計や組み立て、プログラム作成の正確性を競った。

 山形工業、鶴岡工業、米沢工業、村山産業の各高校から2、3年生10人が参加。スイッチなどが付いた入力回路を組み立てるハードウエア競技と、引き続きモーターやライトなどを制御するプログラムを作成するソフトウエア競技の二つの種目に取り組んだ。

 ハードウエア競技では、当日示された課題に対し、配線図などの設計書を完成させた後、はんだ付けで回路を制作した。回路やプログラムは動作確認によるチェックに加え、作業態度や丁寧さなども審査された。

 総合優勝者は8月2、3日に福島市で開かれる東北大会に出場する。結果は次の通り。

 ▽総合 (1)鈴木義希(山形工3年)(2)小口翔平(同2年)(3)佐藤諒弥(鶴岡工3年)

回路を組み立てるハードウエア競技に取り組む参加者=山形市・県立産業技術短期大学校

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