長崎・瓊浦が3連覇! バドミントン男子団体 全九州高校大会 

【バドミントン男子団体決勝、瓊浦-八代東】積極的に攻めて試合を優位に進める瓊浦の第1ダブルス根本・吉次組=鹿児島市、西原商会アリーナ

 全九州高校大会は21、22日、各地で5競技が行われ、長崎県勢はバドミントンの男子団体で瓊浦が3年連続8度目の優勝を飾った。女子団体の諫早商は3位だった。
 バレーボールは男子の鎮西学院、女子の西彼杵、聖和女学院の3校が準々決勝進出。卓球団体は男子の鎮西学院が準決勝に進んだが、希望が丘(福岡)に敗れて決勝進出を逃した。女子の鎮西学院は準々決勝で敗れた。
 アーチェリーは長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で男女の予選ラウンドを実施。男子個人で児玉快斗(大村工)が4位、岩永知大(同)が10位、女子個人で芝野萌(佐世保商)が11位で決勝トーナメントに進んだ。ボクシングはAパートミドル級の齊田武翔(長崎鶴洋)が決勝に勝ち上がった。
 23日は各地で6競技を実施する。

◎瓊浦3連覇 全国レベルの力を証明
 バドミントン男子団体の瓊浦は4試合すべてストレート勝ちでV3を果たした。林監督は「インターハイに九州1番で出るのと出ないのでは全然違う。勝ちきれた点は良かった」と一定評価した。
 4試合ともすべて違う顔触れで、安定した試合運びを披露した。決勝は第1ダブルスの根本・吉次組が快勝。第2ダブルスの高田・草ノ瀬組はファイナルセットで地力の差を見せ、第1シングルスの渡邉も中盤以降に突き放した。
 組み合わせの影響もあって、団体戦は2022年10月の栃木国体を最後に主要全国大会の上位を逃しているが、今大会は決勝で3月の全国選抜大会8強の八代東(熊本)を圧倒。今年も全国屈指の強豪であることを示した。林監督は「次につながるような試合になった。あすも頑張ります」と23、24日の個人戦に気持ちを切り替えていた。

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