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東京都品川区の中延商店街振興組合は22日、目抜き通りで無病息災を願う七夕行事「ミニねぶた祭り」を開いた。本場に先駆け、青森県出身者を含むはやし団体やハネト約60人と武者人形が、蒸し暑い都会の夏の夜を熱気に包んだ。
前日、20度台前半だった東京の最高気温がこの日は一転、30度を記録する「夏祭り日和」となった。
午後5時、同商店街を練習拠点とする「青森ねぶた囃子(ばやし) 二木組」をはじめ「首都圏青森ねぶた囃子会」の会員が太鼓や笛、手びらがねを力強く奏で運行を開始。「青森ねぶた跳人衆団・跳龍會」や「青森ねぶた祭LOVERS」のハネトが「ラッセラー」のかけ声を響かせ、武者人形がゆったりと練り歩いた。
見物客は「すごいね」と目を見張りスマートフォンを向けていた。夫、1歳7カ月の娘と訪れた品川区の染谷佐央里さんは「にぎやかなアーケードに派手な(色の)ねぶたが負けていない。来年は娘を参加させたい」と笑顔を見せた。
青森ねぶた祭のハネト常連で二木組代表世話人の会社員金井達行さん(41)=横浜市=は「いつもの年以上に小さな子どもたちが乗ってくれた。この地域にねぶたが浸透していると実感した」と話した。