青森発JAL機、エンジントラブルで引き返し緊急着陸 大阪行き、けが人なし

 22日午後1時55分ごろ、青森発大阪行きの日航2154便エンブラエル170が青森空港に引き返し、緊急着陸した。日航によると、乗客乗員47人にけがはなかった。青森空港から南に約50キロ、高度3300メートル付近で左のエンジンの振動と異常音を確認。操縦席の計器に火災を知らせる表示が出た。左のエンジンを止めて引き返した。着陸後の確認では、火災が起きた形跡はなかった。日航が詳しい原因を調べている。

 同機は定刻通り午後1時15分に出発し、午後2時50分に着く予定だったが運航を打ち切り、乗客を他の便に振り替えるなどした。青森県によると、青森空港は一時滑走路を閉鎖したが、他の便に影響はなかった。

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