第26回上海国際映画祭、ホアン・シャオミンが最優秀主演男優賞

22日、第26回上海国際映画祭で授賞式が行われ、中国の俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)が「金爵奨」の最優秀主演男優賞を受賞した。

今年の上海国際映画祭には、中国をはじめ世界各国・地域から461作品が参加している。22日に行われた「金爵奨」授賞式では、カザフスタン映画「TARAQ」(離婚)が最優秀作品賞と最優秀主演女優賞を受賞。また最優秀主演男優賞には、ウェイ・シュージュン(魏書鈞)監督の中国映画「陽光倶楽部」からホアン・シャオミンが選ばれた。

「陽光倶楽部」はホアン・シャオミンが、不惑の年ながら子供の知能を持つ男性を演じ、体重を10キロ以上増量して臨んだ意欲作。受賞にあたってホアン・シャオミンは、主人公「呉優」を演じたことで童心に戻り、気づきが多かったことを明かしており、「呉優が僕を選んでくれたことに感謝したい」と語っている。

陽光倶楽部

過去には中華圏の“3大映画賞”の1つ「金鶏奨」で2回、中国版アカデミー賞と呼ばれる「百花奨」で2回、中国映画界の最高栄誉とされる「華表奨」で1回と、主だった映画賞の最優秀主演男優賞を獲得してきたホアン・シャオミンだが、「金爵奨」での受賞は今回が初めて。中国メディアでは、リウ・イエ(劉燁)やドン・チャオ(鄧超)など同世代の人気俳優たちの中で、最多の受賞数と報じている。(Mathilda)

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