県境300メートルを越えてのボーリング調査 突然の3者合意について「しっかりとした説明を」 静岡市・難波市長

リニア新幹線工事を巡り、静岡県が山梨県との境のボーリング調査に合意したことについて、静岡市の難波市長は21日の定例会見で、分かりやすい説明を求めました。

リニア新幹線工事現場の山梨県側で行なわれているボーリング調査は、これまで静岡県が県境の300メートル以内について、水問題への懸念から認めていませんでした。

しかし18日、鈴木知事の就任からわずか3週間で、静岡県と山梨県、JR東海の3者が、県境300メートル以降の調査実施を合意しました。

これについて静岡市の難波市長は21日。

静岡市 難波喬司市長:
「一つだけ言いたいのは、急遽合意をしたわけで、やはり不安なんです。何が起きるのか分からない。合意は良いと思うが、なぜ合意をしたのかについては、しっかりとした説明を。しっかりとしたというのは、専門知識がなくても、なるほどねとわかるような説明をすることが必要なのではないか」

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