夕方にかけて非常に激しい雨・突風のおそれ 対馬市の厳原で76ミリの雨(24時間)海上シケで高速船が欠航

長崎県内は24日にかけて大雨となるおそれがあり、海の便では海上シケのため欠航が出ています。

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み前線の活動が活発になるため、大気の状態が不安定になっており、長崎県内では、23日夕方にかけて局地的に《雷を伴った非常に激しい雨》や《激しい雨》が降り、大雨となるおそれがあります。また、23日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。

これまでの24時間で、対馬市の厳原では76ミリの雨を観測しています。

23日に予想される1時間の雨量は、多いところで50ミリ。24日正午までの24時間に降る雨の量は、多いところで120ミリと予想されています。

海の便では海上シケのため長崎と五島を結ぶ高速船を中心に欠航が出ています。

長崎と五島を結ぶ九州商船のジェットフォイルは午前7時40分長崎発の便以外はすべての便が欠航となっています。
佐世保と上五島を結ぶ高速船と長崎と有川を結ぶ高速船は全便欠航が決まっています。

また空の便では、長崎空港の視界不良などのため、長崎と大阪を結ぶ便のほか、離島便などで欠航が出ました。

気象台では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けています。

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