【F1】窮地ペレスが激白「レッドブルが私を頼り続ける理由がある」「他のチームと交渉あった」

レッドブルのセルジオ・ペレス(ロイター)

F1レッドブルのセルジオ・ペレス(34)が不振で批判が高まる中、他チームへ移籍する可能性があったことを明かした。

ペレスは王者レッドブルのマシンを駆りながら、今季は徐々に調子が下降。直近のモナコ・グランプリ(GP)、カナダGPでは2戦続けてリタイアと精彩を欠いており、にもかかわらずレッドブルが2年の契約延長を発表したことでさらなる非難の的となっている。

そうした中で、スペイン紙「ムンドデポルティーボ」のインタビューでペレスが現在の思いを語った。

SNSなどで批判にさらされていることについては「私についてはたくさんの会話が常にある。私はここ数年で、そういったものすべてから切り離されてここに来て、楽しみ、チームにベストを尽くすことを学んだ。結局のところ、私のチームは私がここにいる理由を知っている。レッドブルが(加入から)何年もたった後も私を頼り続けると決めたのであれば、それには理由がある。それが私にとって重要なことなんだ」。批判は意に介さず、レッドブルからは実力が認められていると反論した。

また、契約延長についても説明した。

「ルールが大幅に変更されるプロジェクトに参加することは非常に重要であり、それは信じられないことだ。チームで何年も過ごした後、多くの影響を与えることができるので、私はそれがどのように機能するかをすでに把握している。私は非常に満足している」と2年の契約延長の意義を強調。「私の選択肢は常にレッドブルにとどまることだった。他のチームとの交渉もあったが、私にとっての主な選択肢はここに残ることだった」と移籍も検討して他チームと交渉した事実も明らかにした。

窮地のペレスだが、レッドブルは信頼し続けるのだろうか。

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