公共交通機関でタッチ決済導入、クレディセゾンとビザが協力

タッチ決済(イメージ)

クレディセゾンビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は6月20日、国内の公共交通機関でクレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済を導入する新しい決済ソリューションの提供を開始すると発表した。

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このサービスでは、Visaのタッチ決済に対応したカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォンやウエアラブルデバイスを専用決済端末にかざすだけで、即座に料金の支払いが完了する。たとえば公共交通機関をスピーディに利用できるようになる。

2024年夏より決済事業者であるFIGグループのモバイルクリエイト、年内よりルミーズと協力し、路線バスなどの公共交通機関で実証実験を開始する予定だ。

クレディセゾンは、サービス導入を希望する公共交通機関や決済事業者に向けたキャッシュレス導入を支援し、ビザ・ワールドワイドはVisaのタッチ決済に関するソリューション提供と認知プロモーションを実施する。

タッチ決済は、国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法であり、サインや暗証番号の入力が不要でスピーディに支払いが完了する。現在、コンビニエンスストアやファストフードレストラン、スーパーなどで利用されており、公共交通機関への導入も進んでいる。増加するインバウンド観光客の決済ニーズにも対応することが期待されている。

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