北陸道で一時通行止めも…富山県内に大雨警報や洪水警報 梅雨前線の影響で24日にかけ降水量増える見込み

梅雨前線の影響で県内は断続的に雨が降り、気象台は舟橋村を除く14の市と町に大雨警報や洪水警報を出し、警戒を呼びかけています。

梅雨前線の影響で県内は断続的に雨が降り、降り始めから午後4時までに降った雨の量は魚津市で134ミリ、氷見市で109.5ミリ、高岡市伏木で106ミリなどとなっています。

気象台は、大雨警報を舟橋村を除く14の市と町に発表したほか、洪水警報を高岡市、氷見市、小矢部市、射水市、南砺市、魚津市、滑川市、黒部市、入善町に発表しています。

この雨の影響で河川が増水し、黒部市の吉田川と滑川市の沖田川で一時氾濫危険水位を超えました。

また、北陸自動車道の上り、富山西インターチェンジと小杉インターチェンジの間が4時間半にわたり通行止めとなりました。
(午後5時10分解除)

県内は24日にかけても降水量が増える見込みです。

24日午後6時までの24時間に降る雨の量は多いところで東部・西部ともに80ミリと予想されています。

気象台は23日の夜遅くまで河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

また、大雨の影響で公共交通機関にも影響が出ました。

JR西日本によりますと、氷見線と城端線は午後1時半から最終までの上下線合わせて48本が運休となりました。

また、高山本線も越中八尾から富山方面の一部列車に最大2時間の遅れが出ました。

あいの風とやま鉄道でも現在、滑川駅~泊駅間の一部列車に遅れが出ています。

北陸新幹線や富山空港発着の空の便は通常通り運航しています。
24日も最新の運行状況を確認してください。

© 富山テレビ