最上地域の農産物の魅力をPR・新庄市で朝マルシェ 伝承野菜も販売

最上地域の農家の「底力」を全国へ。旬の果物や野菜を販売する「朝マルシェ」が23日、新庄市のホテルで開かれた。

新庄朝市「朝マルシェ」は、最上地域の農産物の魅力をより多くの人に伝えたいとホテルと農家たちがタッグを組んで初めて開かれた。

企画したのは新庄市の渡辺悠樹さん。地域おこし協力隊員を退任した6年前、生産者と消費者をつなぐ会社を設立。おいしいものが揃っているのに発信する場が少ないもどかしさを抱えていた。

(麦角社・渡辺悠樹代表)
「サクランボといえば東根・天童だが、新庄市でも頑張って作っている農家がいるので知ってほしい。ファンを拡大させたい」

朝マルシェでは最上伝承野菜の「赤にんにく」や「勘次郎胡瓜」なども販売されたほか、地元のサトイモで作った特製の芋煮が振る舞われた。

(新庄市民)
「伝承野菜をこだわって作っている農家もいるので応援したい気持ちもあって来た」
「普段売っていない野菜もあるので継続してほしい」

この朝マルシェ、今年は11月まで毎月第4日曜日に開かれる。

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