【野球】日本代表候補合宿参加中の外丸「みんな上手すぎ」 2日目は投内連携に参加 多くの選手とコミュニケーションを取る

22日から平塚市内で始まった侍ジャパン大学代表候補合宿。2日目は、ノックとバッティング練習が行われた。慶大から代表候補に選出されたエースの外丸東眞(環3・前橋育英)は、投内連携に入り、13時から17時までの全体練習で汗を流した。

「プラハ、及び、ハーレム・ベースボールウィーク」に参加する侍ジャパン大学代表のメンバー選考が行われるこの合宿。慶大からはエースの外丸が選ばれた。前日の1日目は紅白戦に先発登板し、2回無失点の好投。最終メンバーへの生き残りをかけ、アピールに成功した。

そして2日目の23日は、13時から全体練習が行われた。まずは全体でランニング、各自で柔軟、全体でアップというような流れで始まった。柔軟をしている際には、東北福祉大の堀越啓太(総合マネ3・花咲徳栄)と談笑。続いて30メートル程度のキャッチボールが行われた。外丸の相方は早大のエース・伊藤樹(スポ3・仙台育英)。「そこにいたので(笑)」と外丸はキャッチボール相手として伊藤を選んだ理由を話した。

投内連携に参加する外丸(中央赤いグラブ)

15分ほどキャッチボールをしたのち、外丸は投内連携に入りバント処理の動きを確認。打球処理に失敗してしまい、やり直しで苦笑いを見せる場面も。他大学の投手らが捕球の際に「オッケー!」という声を上げる中、外丸は慶大での普段通り「Got it !」という声とともに捕球。「自分はいつも通りやろうかなと(笑)」と話した。投内連携終了後、野手のシートノックをベンチ前で見つめた外丸。「みんな上手すぎて。『うわ、上手いな』みたいな」とレベルの高さに驚きを示した。その後野手陣がフリーバッティングを行っている際は、外丸含む投手陣はセンターで体幹トレーニングや柔軟を行った。

一塁ベースカバーに入る外丸

合宿2日目を終えた外丸。「明日最終日なので、最後まで自分のプレーをしようというのと、いろんな選手とコミュニケーションをとる貴重な機会だと思うので、コミュニケーションをとっていきたいと思います」と翌日の最終日へ意気込んだ。

(記事:大泉洋渡、写真:島森沙奈美)

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