竹中直人 伝説的人気番組の「不合格者第一号」だった 「イヤだって言ったんですけど」

 竹中直人

 俳優の竹中直人が、23日放送のTBS系「ベスコングルメ」にゲスト出演。1979年スタートの伝説的番組「欽ちゃんの仮装大賞」(日本テレビ系)の「失格者第一号」であることを明かした。

 番組レギュラーの麒麟・川島明から「どこかで聞こうかと思ってたんですけど、『欽ちゃんの仮装大賞』。その第1回に出て、長い歴史の中で一発目の不合格が竹中直人さんだと。マジですか?」と問われた竹中は「そうなんですよ」とあっさり告白。まだデビュー前のことだったとしつつ、「(関係者に)とにかく出てみないかって言われて、『仮装とかあまり得意じゃないですよ。松田優作だったらどうでしょう』みたいなこと言ってたら、『松田優作のドラキュラとかそんなんでいいんだよ。それでちょっとした仮装になるから』って言われて」と経緯を明かした。

 実際に竹中は第1回大会に4番手として出場し、初めて不合格となっていた。川島に「仮装大賞でそれやるっていう…」とツッコまれると、竹中は「でしょ?意味がないんだよ。ただのモノマネなんだもん」と苦笑い。「ゴリゴリのネタをやって、記念すべき一発目の不合格者。ホンマやったんや…」と感慨に浸る川島に、「『仮装じゃないからイヤだよ』って言ったんですけどね」と笑いながら話した。

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