“スモールラグジュアリー”な施設に「最大10億円」 新幹線開業効果の最大化へ敦賀市が新制度

敦賀市は北陸新幹線の開業効果を取り込もうと、スモールラグジュアリー(小規模で高級志向)の宿泊施設や飲食店の誘致を促す制度を、近く創設します。補助率は4分の1で、最大10億円の大きな支援です。

敦賀市が検討している「地域振興プロジェクト支援制度」は、スモールラグジュアリー(小規模で高級志向)の宿泊施設や飲食店が対象で、補助率は建設費などの4分の1で、上限は5億円ですが、効果によっては加算もあり、最大10億円とする予定です。

念頭にあるのは、敦賀市金ヶ崎エリアで民間が進める宿泊付きレストラン(オーベルジュ)などの計画ですが、市内全域の事業を対象にし、現在カバーしきれていない観光消費額の大きい富裕層や、夜間観光を取り込む民間投資を促す狙いがあります。2025年度までの創設を目指します。

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