「金を出せ」広島市で強盗事件 タクシードライバーに刃物のようなものを突きつけ現金を奪い逃走

23日午後、広島市東区でタクシーの運転手が現金を奪われる事件がありました。警察は強盗事件として、逃げた男の行方を追っています。

警察によりますと、23日午後2時20分ごろ、広島市東区二葉の里の路上でタクシーの運転手から「現金が取られた」と110番通報がありました。

タクシー内で乗客の男が、運転手の男性(70)にハサミの形状をした刃物のようなものを突きつけて「金を出せ」と脅し、現金およそ1万2000円を奪ったほか、運賃1630円を支払わず逃走したということです。

逃げた男は、年齢40代くらい、身長およそ175センチメートル、細身で黒色の短髪、めがねを着用していたということです。

タクシーの運転手にけがはないということです。

警察は、強盗事件として逃げた男の行方を追うとともに、事件の詳しいいきさつを調べています。

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